2017年12月24日日曜日

クリスマスの目標

煩悩について少し体感した私にはクリスマスをひとり過ごすことは今や全く苦ではない。

まあ、単に歳を取って若者のように恋人とクリスマスという柄ではもはや無いのだが。


クリスマスに新たな目標が出来たので、ここに標す。

世界三台宗教の聖地をいつか訪れること。
まずは仏教の聖地であるインドのブッダガヤを訪れる。
お釈迦様の悟りの地である菩提樹に寄り添いたい。

イスラム教の聖地メッカはイスラム教徒ではないので行けないので、エルサレムに行きたい。
キリスト教はイエス生誕の地のベツレヘムか。

クリスマスの夜にひと時でもエルサレムに平和と人々の苦悩が少しでもなくなることを祈ります。

悟りの第一歩

仏教の教えを聞き、学び始めて、仏教で説いている真理について、少しだけ納得(体感)できた気がします。

煩悩が人生(心)の苦の元凶であり、煩悩と如何に向き合うか。

しかし、感情的に煩悩を否定してもそれは収まらない。

なぜなら、それは人間の自然な心の反応だから。

であれば煩悩が自分にとって必要のないことを納得する必要がある。

怒り、貪欲、不安の正体

これを見極め、自分自身納得したときに捨て去ることができる。


まだまだお釈迦様の境地とは比較にならないほどの小さき一歩だが、自分の中では大きな悦びです。

2017年12月3日日曜日

人生にとっての~音楽

かねがね、自分の人生を振り返るとしたら何を思い出すんだろう。と考える。

自分の今までの軌跡・・・物語・・・足跡・・・自分史として散文で表現することもひとつの手段であるが、詩的な韻文として表現するとしたらどのように表せばよいのだろう。

少し格好をつけるなら、自分の愛した女、音楽、酒が自分の人生を端的に語れるアイテムなのかなとも思う。

このうち、ここでは音楽について語っていくのも一興かと思う。
私の好きなクラシック、ジャズ、歌謡曲、何でもよい。
人生に彩りを加えてくれた自分のBGMをこれから語っていきたいと思う。

2017年11月26日日曜日

人類が生き残る方法について(1)

現代科学の発達により、今から約40億年後には太陽の寿命が尽きることが明白になっている。

もう少し詳しく言うと(細かい年限については諸説あるのでご容赦いただきたい)、今から約20億年後から徐々に太陽は温度を増しながら少しづつ膨張し始める。
膨張のスケールは太陽という巨大な天体のスケールメリットからすると微々たるものであるが、その外環にある地球にとっては致命的な変化である。年に0.001%レベルの温度上昇でも1000年単位で考えれば格段の上昇であり、やがて海は面積を縮小し気化してしまう。
正確には判らないが、約25億年後には地球表面温度は100度にもなり、人間が戸外で生きることは不可能になる。

そう考えると、人類が生き残るための方策を見つける期限はあと20億年くらいと考えられる。
物理的には太陽が赤色矮星化し、地球軌道まで膨張するまでの40億年後が期限だが、地球環境が人間の住めない状態になることをデッドラインと見なすのなら、刻限は20億年後である。
それが厳然と突きつけられた我々人類に対しての回答猶予期限である。
この回答を出せないとするなら、人類は灼熱の中にただ個体数を減らし続け、やがて滅びる。

それが長いのか短いのかは判らないが、私も人類の一員として生きた証として、自分の考察をここに書き記したいと思う。
全くの科学の素人であるが、概念として方向性として、人類が生きのびる方法について提言したいと思う。

2017年6月24日土曜日

人生ってそれほど悪いものではない

小林麻央さんが、昨日亡くなりました。

彼女が昨年の9月からブログを開始したときからの読者です。
そのときから彼女の思いや生活を垣間見て、思いを共有してきました。

昨年、手術が成功したときには喜びそして安堵し
子どもたちの運動会に参加できたときの嬉しそうな写真を見て、こちらも笑顔になれました。

年が明けて、徐々に彼女の体調が悪くなり、痛みや不安、苦しみが訪れてくると、彼女は素直にその苦しみを吐露します。
「辛いです。不安です。」と、そしてお母さんの胸で泣きます。

最後は自宅療養に切り替えます。毎日痛みと戦いながらも、僅かに訪れる平穏なときを捉えて笑顔の写真を届けてくれました。

そうして彼女は人生を全うして旅立ちました。
時に弱気になって泣き虫な彼女でしたが、それも人間。人生ってうまくいかないものです。

この10ヶ月間私は彼女の発信する思いを読んで、その愛のしずくを確かに受け取りました。
訪れる人も少ないこの場ですが、あらためて彼女に感謝したいと思います。

人生ってそれほど悪いものではないですね。
人間ってそれほど悪いものではないですね。

麻央さんがどうもありがとう。

2017年5月30日火曜日

小林麻央さん



小林麻央さんを見ていて、病に勝つことの意味を教えられたような気がします。

「病に勝つ」とは決して病気を完治させるということではなく、病による苦しみや恐怖を受容してなお、自分らしく生きぬく心を持つということなのかと思います。

痛みや苦しみはあるかもしれませんが、それよりも大切なもの・・・・家族や愛情、生きる意味を追及する心を持つことにより、人間としての一段も二段も尊いステージに上がれるのだと思います。

彼女の家に戻ったときのブログです。

何と素敵な笑顔でしょうか。
私は涙が止まりませんでした。
この笑顔が病に勝った人の笑顔だと思います。

いつか私も死を迎えるとき彼女のような笑顔で死んでいきたい。

2017年4月4日火曜日

故郷を思う

故郷から離れて20数年になりますが、やはり故郷とは心の原風景として今でも心に焼き付いています。

子どもころ、夕焼けに向かいどこまでも自転車で走った道のり。
広い大地に伸びる長い影。
見渡せど見渡せどどこまでも続く地平線。

初秋の北の大地の凛とした空気が今の自分を育んでくれた。
厳しくも優しい空と土と雪。

あの時、一緒に自転車を並べた君は今いずこに。

いつでも帰ることはできるが、もう戻ることはない我が故郷。
愛しいかな。